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スキルス胃がんはなぜ治療が困難か?

スキルス胃がんは、胃がんの中でもとりわけ治療が困難ながんとして知られています。

通常の胃がんでは、がん細胞は腫瘤(固まり)の状態で成長し、ある程度時間が経ってから始めて、個々がん細胞が固まりから脱落して、転移が起こり始めます。

また、初期にはがん細胞の分裂もゆっくりしており、病巣が肉眼で確認できる大きさになるまでに数年、少なくとも3年程度はかかると言われています。

ところが、スキルス胃がんは、発生した当初からがん細胞がバラバラにほぐれ、粘膜の中にもぐり込んで増殖します。そのため正常な組織とがん細胞が混じっている組織との判別が難しく、外見だけではただの潰瘍と間違えることもあります。

しかし、あまり分化(成熟)していない細胞から生まれるスキルス胃がんの細胞は、分裂・増殖する速度が非常に早く、多くは発症してから数ヶ月で、胃の内側を半分以上もおおいにつくしてしまいます。そのため、スキルス胃がんが進行した胃をX線撮影すると、胃壁が厚くなり、同時に胃全体が縮小していることがわかります。また、もともとがん細胞の分化度が低く、独立して動く傾向が強いことから、他の臓器に極めて転移しやすい性質も持っています。

そのため、スキルス胃がんは、自覚症状が現れて病院を訪れたときには、すでに治療手段がないことも少なくありません。統計的には、スキルス胃がんの5年生依存率は20%以下と言われています。

近年、スキルス胃がんの悪性度が高い理由の1つとして、「カドヘリン」と呼ばれるたんぱく質の遺伝子の異常が指摘されています。実際、遺伝性のスキルス胃がんの患者の多くが、カドヘリンを作る遺伝子に変異が存在することがわかりました。

カドヘリンたんぱく質は、細胞同士がくっつき合うのを助ける働きを持っています。そのため、このたんぱく質の働きが失われているがん細胞は1カ所にとどまらず、最初から単独行動する性質を持っています。

このように対処の困難な胃がんではあるものの、スキルス胃がんも決して治療不可能と言うわけではありません。転移が広範囲に広がっていないうちなら、通常の胃がんと同様、拡大手術(胃や脾臓などの周辺臓器、腹膜、関連のリンパ節の切除)によって治癒を目指すことも可能です。

病院によっては、42℃以上に温めた生理食塩水に複数の抗がん剤を溶かしたものを腹腔内に入れる「術中腹腔内温熱化学療法(HIPEC)」を行うところもあります。これはがんが腹腔内に広がることを防ぐ治療法で、有効性が確認されていると言われています。

スキルス胃がんは主に20歳代〜40歳代の若い世代が発症し、とりわけ女性に比較的多く生じる傾向があります。スキルス胃がんは女性ホルモンによって成長が促進されると見られ、女性の妊娠・出産の時期と重なると、悪性化がいっそう早まります。

日本では一般的に、スキルス胃がんのほとんどは遺伝しないと言われています。しかしカドヘリン遺伝子の例のように、スキルスなどの悪性の胃がんには、遺伝的性質が関係しているとする見方も出てきています。

スキルス胃がんが不安な人は、定期的に胃の検査を受ける方がいいでしょう。非常に早期に発見できれば、治療できる可能性が高まるからです。



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▼スキルス胃がんの治療はなぜ困難?【初期症状・遺伝・女性ホルモン】

【概要】
スキルス胃がんはなぜ治療が困難か? スキルス胃がんは、胃がんの中でもとりわけ治療が困難ながんとして知られています。 通常の胃がんでは、がん細胞は腫瘤(固まり)の状態で成長し、ある程度時間が経ってから始めて、個々がん細胞が…

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