軽トラなら ハイゼット or キャリイ


スズキ キャリィ

軽自動車といえば、スズキとダイハツということになるのですが、しかしこの両社というのはお互いがお互いを意識しあうもので、どちらから新しい技術を搭載した車を発売するともう一方が同じような技術を使った車を発売するなどまさに良きライバルといったところでしょうか。

軽自動車といっても乗用車ばかりではなく軽自動車の基本形ともいえる商用車もたくさん作られています。

特に軽トラックは軽乗用車のようにデザインや装備などでごまかすことができない単純なつくりとなっているので、両車とも似たりよったりの車を作っています。

スズキはキャリィ、ダイハツはハイゼットということになるのですが、どちらを選ぶかというのは非常に難しく、それこそ自動車メーカーの好き嫌いによって分かれることになると思います。

しかし、両車を細かく見ると意外と違う部分があるもので、特にトランスミッションは両車で大きく違います。

どちらもMTとATを用意しているのですが、キャリィは5速MTに油圧制御の3速AT、ハイゼットは5速MTは同じなのですが、ATは電子制御の4速ATとなっています。

更にキャリィには新たなトランスミッションとして5AGSというトランスミッションがあります。

これは5速マニュアルのクラッチ操作や変速操作を自動化させたセミオートマチックというもので、普通自動車に使われているDCTのクラッチを一つ取ったようなものです。

ATのようにトルクコンバーターによるパワーロスがないのでダイレクトな走行フィーリングを得ることができ、マニュアルシフトもすることができるのでいろいろなシチュエーションで使えるものとなっています。

さすが技術力の高いスズキだけあります。


ダイハツ ハイゼット

一方ダイハツのハイゼットは、トヨタの子会社らしく販売戦略で勝負です。

その一つがボディカラー、キャリィではホワイト・シルバー・ブルーの3色しか用意されていないのですがハイゼットには、定番のホワイト・シルバー以外にもブラック・ブルー・カーキ・水色・ピンク・オレンジといった8色の中から選ぶことができるのです。

更に「農業女子パック」などという農業に従事する女性向けのモデルまで用意し、車で勝負するのではなく、多彩な販売戦略を用いているのです。

動力性能や積載能力、実用性などはどちらも同じようなものを持っているので極端なことを言えばどちらでも同じなのですが、技術力はスズキの方がやはり上で、車としての性能を求める方はキャリィがいいでしょう。

そんなことはどうでもいいで見た目やイメージが良ければそれでいいという方はハイゼットの方がいいでしょう。

ただ、ハイゼットはトヨタの車のように販売戦略によって操作されているような気がしてあまり好きにはなれません。